鹿島神宮杉 1
¥462,000
【長さ】:1880mm
【幅】 :900~1020mm
【厚さ】:80mm
【原産地】
国内では主に東北以南に生育しています。
スギには大きく分けて二種類あり、太平洋側に生育しているスギを「表杉」。
日本海側で生育しているスギを「裏杉」と呼びます。
【比重】
気乾比重:約0.38
【強度】
やわらかい
【特徴】
杉は割裂性がよく、薪割りのように割ることによって、角材から板材までを作ることができます。この性質から現代のような製材用の大型の機械がなくても製材が容易だった為、古来より重要な木材として重宝されてきました。
また、スギは木材の中ではやわらかい部類に属する事から、ノコギリやカンナなどの手道具や電動工具、機械での加工は容易であまり木工の経験のない人でもすぐに加工できるという材料としての良い特徴を持ちます。
乾燥は容易で特に注意するような事もなく、腐食などに関しても心材であればそこそこの耐久性を持ちます。
杉は同じ針葉樹に属するヒノキやヒバなどと同じく、心材に特有の芳香がある為、建築材などに使用して木の優しい香りを楽しむだけでなく、日本酒をスギで作った樽に貯蔵することによって香りづけを行う事もあります。
スギは産地によって名前が分けられる事があり、本州の「秋田杉」「日光杉」「熊杉」「山武杉」「丹沢杉」「立山杉」「天城杉」「天竜杉」「北山杉」「吉野杉」「尾鷲杉」「智頭杉」、四国の「魚梁瀬杉」、九州の「日田杉」「霧島杉」「薩摩杉」「屋久杉」などが有名です。
その他神宮杉と呼ばれる風災などで神社のご神木が倒れた時にごくまれに市場に出る杉もあります。